世界遺産「ロドス島の中世都市」で強固な要塞を築いたのは、何という勢力でしたか？

正解：3. 聖ヨハネ騎士団

解説

現状

ロドス島の中世都市は、現在も城壁に囲まれた旧市街として良好な状態で残っており、中世ヨーロッパの都市の優れた例証として評価されています。

歴史

• 11世紀末、エルサレムを拠点としていた聖ヨハネ騎士団は、十字軍の敗退とともに地中海を渡り、1309年にロドス島を占領しました。
• 騎士団は島に強固な要塞を築き、約200年間オスマン帝国の侵攻を防ぎました。
• 1522年、オスマン帝国の攻撃によってロドス島は陥落し、騎士団はマルタ島へと移りました。

具体例

• ロドス島の中世都市には、騎士団長の宮殿や病院、騎士団通りなど、当時の面影を残す建物が数多く残っています。
• 城壁は全長約4km、厚さ約12mで、7つの門と11の塔があります。
• 城壁の上からは、ロドス島の街並みやエーゲ海の美しい景色を眺めることができます。

参考資料

• ロドスの中世都市 - 世界遺産データベース: https://ja.wikipedia.org/wiki/ロドスの中世都市
• ロドス島の中世都市 エーゲ海の島に中世騎士団の面影を訪ねる: https://cweb.canon.jp/cmag/heritage/vol93/index.html

補足

• テンプル騎士団、ドイツ騎士団、マルタ騎士団も聖ヨハネ騎士団と同様に中世ヨーロッパの騎士団です。
• テンプル騎士団は1312年に解散させられました。
• ドイツ騎士団は現在も存続しており、ポーランドに本部を置いています。
• マルタ騎士団は現在も存続しており、ローマに本部を置いています。

世界遺産を学ぶ

ロドス島の中世都市

https://worldheritage.online/?p=3459

文化遺産 遺産名： ロドス島の中世都市 Medieval City of Rhodes 国名：ギリシャ 登録年：1988年 登録基準：(ii)(iv)(v) 概要： ロドス島の主都ロドスの旧市街には、