「世界遺産委員会」がよくわかる！クイズ5問

正解: 1. 世界遺産委員会

解説: 世界遺産委員会は、顕著な普遍的価値を有する文化遺産および自然遺産の保護のための政府間委員会です。世界遺産条約締約国総会で選出された21か国の委員国で構成されており、地域のバランスを配慮して選出されます。世界遺産委員会は、世界遺産の新規推薦物件や既存の世界遺産リスト登録物件の保全状況などについて話し合います。

正解: 2. 6年

解説: 世界遺産委員会の委員国の任期は6年です。選出に当たっては地域のバランスが配慮され、世界遺産条約締約国総会で選出された21か国が委員国となります。委員国は6年間の任期がありますが、自発的に4年に短縮することも可能です。世界遺産委員会は、世界遺産の新規推薦物件や既存の世界遺産リスト登録物件の保全状況などについて話し合います。

正解: 1. ビューロー会議

解説: ビューロー会議は、世界遺産委員会によって毎年選ばれる7カ国によって行われる、次の世界遺産委員会会議の準備会議です。ビューロー会議では、世界遺産の新規推薦物件や既存の世界遺産リスト登録物件の保全状況などについて話し合われます。

正解: 1. 国際記念物遺跡会議 (ICOMOS)

解説: ICOMOSは、国際記念物遺跡会議(International Council on Monuments and Sites)の略称です。ICOMOSは、文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織（NGO）であり、1964年にヴェネツィア憲章を受けて設立されました。ICOMOSは、建築物や考古学的遺産の保全のための理論や方法論、科学技術の応用を推進することを目的としています。世界遺産委員会にも諮問機関として参加し、世界遺産の推薦書作成などのアドバイスも行っています。本部はパリに置かれています。

正解: 2. 国際自然保護連合

解説: 国際自然保護連合（International Union for Conservation of Nature）は、ユネスコ、フランス政府、スイス自然保護連盟などの呼びかけにより、1948年に設立された国際的な自然保護ネットワークです。約1,200の組織（政府、機関、非政府組織）が会員となり、世界160カ国から約11,000人の科学者・専門家が6つの専門家委員会に分かれて、生物多様性保全のための協力関係を築いています。世界遺産委員会にも諮問委員会として参加し、事前審査やアドバイスを行っています。本部はスイスのグランに置かれています。