世界遺産「屋久島」についてのクイズ5問

正解:
4. 1993年

解説:
屋久島が世界遺産に登録されたのは1993年です。世界遺産条約の国会提出が1992年3月に閣議決定され、同年6月に条約受諾書がユネスコに送付されました。屋久島は1992年10月に世界遺産委員会に推薦され、1993年12月にコロンビアのカルタヘナで開催された委員会で正式に世界遺産リストに登録されました。屋久島は日本初の自然遺産となりました。

正解:
2. 登録基準(vii)

解説:
屋久島が世界遺産に「自然美」を評価されたのは、登録基準(vii)に該当するからです。登録基準(vii)は、「ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの」と定義されています。屋久島は、標高1,936mの宮之浦岳を含む山岳部が世界遺産に登録されており、その美しい自然景観が評価されています。また、屋久島周辺には亜熱帯から亜寒帯までの植物が垂直分布しており、日本固有の森林である屋久杉を含む豊かな自然環境も魅力の一つです。

縄文杉（Flickr)

正解:
2. 縄文杉
解説:
屋久島には多くの屋久杉が存在しますが、その中でも最大のヤクスギは「縄文杉」と呼ばれています。縄文杉は推定樹齢2,600年以上とされ、高さ約25m、幹周り約16mという巨大なサイズを誇ります。この巨木は、屋久島の山岳部に位置し、周囲の自然環境と共に長い年月を経て成長してきました。縄文杉は、屋久島を代表する自然の貴重な資産であり、多くの人々にとって訪れるべき場所となっています。

正解:
3. 薩摩藩

解説:
屋久島での大量な屋久杉の伐採を行ったのは、薩摩藩です。薩摩藩は江戸時代に屋久島を支配しており、屋久杉はその高い品質と耐久性から珍重されていました。薩摩藩は屋久杉を広く利用し、建築材料や船材として使用しました。この結果、長年にわたって大量の屋久杉が伐採されました。屋久島の伐採は20世紀初頭まで続き、その影響は島の森林環境に大きな変化をもたらしました。

正解:
2. 宮之浦岳

解説:
宮之浦岳は屋久島に位置する九州地方最高峰の山です。標高1,936mを誇り、屋久島の西部海岸線から山岳部までの約107㎢が世界遺産に登録されています。宮之浦岳周辺は亜熱帯から亜寒帯までの植物が垂直分布しており、日本固有の森林である屋久杉を含む豊かな自然環境が広がっています。