ハングルの発音変化「流音化(りゅうおんか)」とは、「『ㄴ』と『ㄹ』が出会うと、両方とも『ㄹ(ル)』の音になり、流れるように発音される現象」です。
流音化のルール
パッチム「ㄴ」と「ㄹ」が隣り合うと、順序に関係なく、「ㄴ」が「ㄹ」に変化します。その結果、「ㄹㄹ(ルル)」という連続した音になります。
イメージ: 「ㄴ(ヌ)」という音が、隣の「ㄹ(ル)」の強い流れに巻き込まれて、一緒に流れてしまう感じです。
| 組み合わせ | 変化後の発音 |
| ㄴ + ㄹ | ㄹ + ㄹ |
| ㄹ + ㄴ | ㄹ + ㄹ |
具体的な単語の例
表記はそのままですが、発音は舌を巻くように滑らかになります。
ㄴ + ㄹ のパターン
前のパッチムㄴが、後ろのㄹに同化します。
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연락 (連絡)
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表記:Yeon-rak
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発音:ヨルラク (열락 / Yeol-lak)
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※「ヨンラク」と言いにくいため、滑らかな「ヨルラク」になります。
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난로 (暖炉・ストーブ)
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表記:Nan-ro
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発音:ナルロ (날로 / Nal-lo)
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신라 (新羅・昔の国名)
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表記:Sin-ra
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発音:シルラ (실라 / Sil-la)
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ㄹ + ㄴ のパターン
後ろの子音ㄴが、前のパッチムㄹに同化します。
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설날 (元旦・旧正月)
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表記:Seol-nal
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発音:ソルラル (설랄 / Seol-lal)
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※「ソルナル」ではなく「ソルラル」です。
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실내 (室内)
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表記:Sil-nae
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発音:シルレ (실래 / Sil-lae)
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まとめ
「『ㄴ』と『ㄹ』がくっついたら、全部『ルル(ㄹㄹ)』にする」と覚えればOKです。この変化のおかげで、韓国語特有のリズム感や柔らかさが生まれます。
