ハングル 初級 韓国語

ハングルの子音 鼻音、流音

2025年10月17日

ハングルの子音の中で、「鼻音(びおん)」と「流音(りゅうおん)」に分類されるグループについて解説します。これらは日本語の「ナ行」「マ行」や「ラ行」に近く、日本人にとって比較的発音しやすい音です。

鼻音(びおん):ㄴ, ㅁ, ㅇ

鼻から空気を抜いて出す音です。

文字 名称 発音の目安 解説
ニウン ナ行 (n) 舌先を上の前歯の付け根につけて出す「ナ行」の音です。
ミウム マ行 (m) 上下の唇を閉じて出す「マ行」の音です。口の形(四角)が文字の由来です。
イウン (無音)/ ン (ng) 母音と合体する時は音を持ちませんが、パッチム(文字の下)に来ると鼻に抜ける「ン」の音になります。

流音(りゅうおん):ㄹ

舌の脇から空気が流れるように出す音です。

文字 名称 発音の目安 解説
リウル ラ行 (r/l) 日本語の「ラ行」に近い音ですが、パッチム(末尾)に来ると、舌先を上顎につけたままの「L」のような音になります。

💡 覚え方のヒント

これらの音は、文字の形と発音する時の**「口の形」**がリンクしています。

  • ㄴ (n):舌が上顎に当たる横顔の形。
  • ㅁ (m):口を閉じた時の唇の形(四角)。
  • ㅇ (ng):喉の奥が開いた形。
  • ㄹ (r/l):舌が口の中で丸まったり動いたりする複雑な形。

クイズ10問


音声読み上げで復習!

 



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