ハングル 初級 韓国語

ハングルの子音 (3) 濃音

2025年10月18日

ハングルの濃音(のうおん)とは、一言で言うと「喉を詰まらせるようにして出す、強く鋭い音」のことです。

日本語にはない発音の感覚なので、以下の3つのポイントで理解するのが近道です。

濃音の種類(5つ)

基本となる子音を2つ並べて表記します。

濃音 読み方のイメージ 元の子音
カ(ッ) ㄱ (k)
タ(ッ) ㄷ (t)
パ(ッ) ㅂ (p)
サ(ッ) ㅅ (s)
チャ(ッ) ㅈ (ch)

発音のコツ

濃音をマスターするためのポイントは「息を漏らさないこと」です。

  • 喉に力を入れる: 小さい「ッ」が前にあるようなイメージで、喉を一度ギュッと締めてから一気に音を出します。
  • 息を出さない: ティッシュを口の前にかざしたとき、ティッシュが揺れないのが正しい濃音です(逆に「激音」はティッシュを大きく揺らします)。
  • 音の高さ: 平音(普通の発音)よりも、少し高めのトーンで発音されます。

他の音との違い(比較表)

韓国語には「k/t/p/s/ch」の音に3つのバリエーションがあります。

種類 特徴 例 (k音)
平音 力を抜いて普通に出す音 (カ)
激音 強い息を吐き出しながら出す音 (カッ)
濃音 喉を詰めて息を出さない音 (ッカ)

例: > * カ(平音:ㄱ)

  • カッ!(激音:ㅋ:息が強く出る)
  • (ッ)カ!(濃音:ㄲ:喉を詰める)

クイズ5問


音声読み上げで復習!

 



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